格安SIMとキャリア
結構昔の話になるが、まだAUがセルラーだった頃から、携帯(アナログ)を契約していた。(その以前はポケベルでしたな)
最初は随分と分厚い折りたたみ式の携帯で、嵩張りもしたが、車載で使用していた携帯電話よりはスマートで、こんなに携帯電話が小さくなるなんてと感動したもんである。
その後、アナログからデジタルへ移行したが、その頃のデジタル品質は余り良くなく、一旦アナログ携帯に戻し、1年後にやっとデジタル機へと代わった。
地方では基地局も少なかったせいもあると思うが。
そんな私がAUからYモバイルに乗り換えたのは、一昨年の3月であるが、20年近く使っているユーザーには大した恩恵もなく、新規や乗り換えユーザーばかり重宝するその姿勢に愛想を尽かしたことが大きい。
それに当時のE-Mobileでは、ネクサス5の32Gモデルが¥5000と破格の値段で買え、夫婦二人でもガラケーと殆ど変らない値段でスマホに乗り換えられた。
元々ネクサス7にIIJのSIMを挿して、ガラケーと双方使っていたので、スマホのテザリングでIIJを解約すれば、その分安くもなるとの思案もあった。
これでスマホ生活が始まったわけであるが、困った点は、友人たちにメルアドの変更を知らせることと、PCメアドと同じく受信拒否にしないでね、とお願いすることだった。
キャリアメールを使っている人たちは、PCメアドを拒否設定にしている人が多く、LINEを使わない私にとって、連絡が取り辛くてしょうがない。
まあショートメールなんかでも事は足りているので、良しとしているが。
その後、今年の3月で無事に?Yモバイルの2年縛りを終え、4月よりBic-SIMに乗り換えとなったわけである。
Yモバイルに不満があったわけではないが、25ヶ月目から若干料金が上がること、IIJには魅力的なファミリーシェアプランがあったことが決め手となった。
だってネクサス5の2台に音声SIMを挿し、タブレット用にデータSIMを挿して、3枚合計で10GB/月使え、料金も5000円前後、本当に安い。
職場や家庭ではそれぞれのWifiが使える私達にとって、10GBも使うことはほとんどなく、自宅のBBIQを解約しても良いかなと思うほど。
どうして余りお金のない?若者たちが、キャリヤスマホからこちらの格安SIMに乗り換えないかが実に腑に落ちない。
月額7000円なんて払わなくても、せいぜい2000円前後で使えるのに、と思う。
まあ、昭和のオヤヂに心配されんでも大丈夫、と笑われそうではあるが。
※昨年タイで使ったAISのSIM、7日間のツーリストSIMで299B(約900円程度)、日本の携帯のローミングがあほらしく感じます。