うーむ、痛い。報われぬジョンソン。

昨夜の負けは痛かった。1回、2回と随分攻め立てながら1点どまり。これが結果的に致命傷となった。

2回のノーアウト2・3塁、石原のショートゴロで小窪が躊躇し、結局ホームに突っ込めず、その後は田中が四球を選ぶも、打線がつながらず無得点。

小窪が躊躇した辺りに硬さが見えたのは私だけではないだろう。いつもなら積極果敢な走塁をしていたはずなのに、2連勝した後はどうも受け身に回っている。

シリーズ中にも好投のジョンソンを見殺しにしたゲームが幾度かあったが、昨夜も同じパターンだった。確かにあと1回は投げても良かったかもしれないが、その前に拙攻で1点しか取れない打線を反省すべきだろう。

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今村も少し疲れが見えたか。彼の失点は責められない。ヘーゲンスを使ってみても、と思ったが、ベンチの判断はどうだったのだろう。

中崎について言えば、本当はメンタルがそんなに強い選手ではないと思う。それ故にデッドボールを出して半分パニックになり、帽子をとって謝ることも忘れていたのではないか?

デッドボールの次の一球がボールになったところで、コーチがマウンドに行くか、思い切って交替させた方が良いと思っていたが、結果的にサヨナラホームランとなってしまった。ここらあたりが、日本シリーズを初めて戦うチームの脆さだろうか。25年前は生まれてもいなかった選手もおり、監督やコーチ陣も同様である。

しかし過ぎたことは悔やんでも仕方がない。逆に学ぶべきことも多かったはずである。これで真っ赤に染まるズムスタで、また試合が出来る。土曜日に野村がしっかり投げ、打線もこれに奮起し、日曜は本当に最後の晴れ舞台を黒田が飾ってくれると信じている。

お蔭でと言ってはなんだが、ダメもとで取った第7戦のチケットが本当に役立ちそうである。待ってろズムスタ、頑張れ、黒田。

今度こそ、旨酒を酌み交わすぞ